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インプラント
IMPLANT

ノーベルバイオケアについて

近代歯科インプラントのパイオニア

ノーベルバイオケア

ノーベルバイオケアは近代歯科インプラントの開発を担い、スウェーデン(イェーテボリ)に設立されました。現在はスイスに拠点を置く、グローバルカンパニーです。
ノーベル賞の元となったアルフレッド・ノーベルが設立した企業を由来とし、現在も社名にその名を残しています。

1965年にブローネマルク博士(スウェーデン)により、世界で初めて骨と結合する近代歯科インプラントが歯科医療に臨床応用されました。それは従来の治療法とは大きく異なる、画期的なものでした。これは後に世界中に普及し、多くの患者様を救う治療法の一つとなりました。

ノーベルバイオケアは、ブローネマルク博士と共にこの近代歯科インプラントを世界で初めて製品展開した、インプラントシステムのパイオニアです。

世界で最も長期の臨床実績を誇るブローネマルクシステムをはじめ、臨床ニーズに革新で応えるインプラントシステムのラインアップを提供しております。

患者様のQuality of Life(生活の質)の向上を目指すため、インプラント治療を包括的に捉え、インプラント関連製品だけでなく、術前診断・治療計画立案の支援ツール(DTX Studioインプラント・ソフトウェア)による安心・安全なインプラント治療をサポートするノーベルガイド・コンセプトをはじめ、歯科用CAD/CAMシステム(NobelProcera®)を通じカスタマイズされた補綴装置の提供により、長く良好に口腔内で機能することを目指すなど、歯科医療従事者の方々に幅広い症例に対応いただける製品とソリューションをご提供します。

また、世界70地域におよぶ販売ネットワークを有し、グローバル社会における患者様の環境変化に応じたサポートに努めておりますので、海外での再治療やメンテナンスが必要となった場合でも安心です。

50年を超える長期の臨床実績を基に、ノーベルバイオケアは今後もインプラント治療を始め、患者様の多様化するニーズに即した製品やソリューションの普及につとめ、患者様のQuality of Lifeの向上に貢献してまいります。

近代インプラントのルーツ

ブローネマルク博士

1950年代、スウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク博士(写真)の研究チームは微小循環(血液の流れ)に関する基礎研究を行っていました。研究終了後、治療の経過を観察するため、動物の体内に埋め込んだチタン片を除去しようとした際に、骨から取り外せなくなっていたことに気付きました。
この現象に着目したブローネマルク博士は大規模な研究を開始。チタンが骨組織と特殊な方法で結合する過程を明らかにし、これをオッセオインテグレーション(骨結合)と命名しました。さらに博士は研究を経て、1965年より歯科分野でインプラントの臨床応用を開始させました。
以来、歯科インプラントは全世界で数千万人の患者様に使用されています。

インプラントシステム

One M aterial -TiUnite®

生体親和性の高いバイオマテリアル

TiUnite®(タイユナイト)はノーベルバイオケアだけが提供するインプラントの表面性状です。

電気分解の過程でインプラントの酸化チタン層に含まれるガスが放出されて孔が形成され、表面積が広がります。さらに、その無数の孔に硬組織と軟組織が絡み合うことによって、骨とチタンが生物学的および力学的に結合する自然な構造が形成されます。
タイユナイトと呼ばれるこの表面は血中タンパク質を吸着しやすく、血小板を活性化させてフィブリンを維持するため、骨芽細胞を誘導します。このような環境のもと、速やかにインプラント表面およびその孔の中へと骨が短期間で形成されます。

タイユナイトの主な特長
オッセオインテグレーションの促進
2005年 即時負荷適応に対するFDAの認可を取得
高い予知性
治癒期間の短縮
多数の文献に基づくエビデンス

図1:重要な治癒期における高い安定

タイユナイト表面性状は、周辺骨との結合とオッセオインテグレーションを促進し、インプラント埋入直後の安定性を維持します。

この性質は、軟らかい骨質および、または咬合負荷のかかる領域への適用や即時負荷術式にて大変重要です。
上顎臼歯部における即時負荷による術式では、タイユナイト表面は機械加工表面を持つ同一デザインのインプラントと比較して、より高い安定性が維持されます。


縦軸:共鳴振動周波数分析(RFA(Hz))
横軸:インプラント埋入期間(月)

図2:長期的に安定した辺縁骨レベル

タイユナイト表面のインプラントは、長期的に優れた歯槽骨を維持します。

例えばタイユナイト表面のインプラントは、歯槽骨の吸収が少なく、最新の試験では1年 - 5年の中期変化は平均0.0mmであり、1年 - 10年の長期変化は-0.3mmを示しています。
初期の骨リモデリング後、安定した辺縁骨レベルが維持されます。(1年目をベースラインに設定)


縦軸:辺縁骨レベルの変化(mm)
横軸:インプラント埋入期間(年)

SEM画像提供:Dr.Peter Schupbach (スイス)

執筆者

おのせ歯科中目黒 院長
小野瀬 崇之

経歴

2012年 神奈川歯科大学卒業
2013年 神奈川歯科大学附属病院にて臨床研修修了
2013年 デンタルオフィス東京ベイ勤務
2013年
7月~
デンタルオフィス六本木東京院長就任
2018年 中目黒で「おのせ歯科中目黒」を開院

資格・所属学会

  • 日本顎咬合学会 認定医
  • 国際インプラント学会
  • UCLAインプラントアソシエーションジャパン
  • ノーベルバイオケア Certificate取得
  • UCLA 4Day インプラントプログラム Certificate取得
  • Terna japan ヒアルロン酸、ボツリヌス Certificate取得
  • インビザライン Certificate取得