親知らずの抜歯の流れ
01 診察
親知らずがどのように生えてきているかを確認するためにレントゲン写真を撮影します。
その後痛みの状況などをお聞かせいただきながら、口腔内を確認し、親知らずや歯肉の状態を確認いたします。
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02 治療の説明
診察に基づいて、現状の様子やどのように処置していくかの説明を行います。抜歯の必要がありそうな場合は処置内容やかかる時間の確認を行います。抜歯の必要がなく、経過観察となった場合はその旨を説明させていただきます。
ご不安な点やご不明点がありましたら、解決したうえで安心して治療に臨めるようにいたしますので、お気軽にご相談ください。
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03 麻酔
歯の治療の中で最も心配なさるのが『抜歯の痛み』かと思います。抜歯の際に痛みが出ないように麻酔を行いますが、麻酔の注射の際にも痛みが出ないように最新の注意を払いながら施術を行います。
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04 抜歯
診査、口内の清掃、体調の確認を行い抜歯を行います。まっすぐに生えている場合は5分とかからずに終わるケースも多くあります。歯肉に埋まっているなど時間がかかる場合でも30分程度で終わるケースが殆どです。
正確に素早く施術を行う事で、なるべく患者さんの負担が少ないように心がけています。
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05 抜歯後の注意事項の説明
抜歯後の注意事項を説明します。
抜歯当日は痛み止めと抗菌薬を処方します。また飲酒、運転などの血流が良くなる行為は控えていただきます。
お食事は当日から行っていただけますが、食事時にはできるだけ施術を行った反対側で噛むようにしてください。
歯磨きも抜歯後の歯茎を傷つけないように注意して磨いてください。また、抜歯の当日は唾液に血が混じりますが、ゆすぎ過ぎないように注意してください。
抜歯後に血が溜まり、固まる事で傷口は治っていきます。ゆすぎ過ぎるとドライソケット(抜いたところの骨がむき出しの状態)になり痛みが長引くばかりか治りが悪くなってしまいます。
詳しくは抜歯後に改めて説明させていただきます。
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06 患部の消毒
親知らずを抜いた翌日に消毒に来ていただきます。
あわせて傷口の確認を行います。
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07 抜糸
施術から1週間~10日程度で抜糸を行います。
注意点として、上から生えている親知らずや、下からでも歯肉に埋もれていなければそこまで腫れは起こりませんが、切開や骨を削るなどの処置をしている場合は大きく腫れる場合があります。
通常2、3日で腫れは引いていきますのでご安心ください。