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インプラントの寿命について

インプラントは、人工歯を顎の骨に埋め込み、天然歯と置き換える治療法です。歯を失ったり、欠損してしまったりした場合に使用されます。見た目や噛む力において天然歯に近いとされています。
インプラントの寿命について「1回インプラント治療をしたらどれぐらい長持ちする?」「寿命が30年って噂を聞いたけど、実際は何年?」など、疑問を持っている方も少なくありません。
この記事では、インプラントの寿命、交換費用や再手術について詳しく解説します。

インプラントの寿命は平均どれぐらい?

インプラントの平均寿命は個人差がありますが、定期的かつ適切なメンテナンスを受けて口腔衛生を保つ場合、20年以上持続することが期待されています。
インプラントの寿命は、顎の骨と結合したインプラント体が外れてしまい、人口歯が抜け落ちてしまうことを指します。
そのため、埋入されたインプラント体が骨と安定して生着していれば、インプラントも長持ちしやすいです。

インプラントとブリッジの違い

ブリッジは、欠損した歯の両隣の歯を削って橋げたとし、そこへ橋を渡すように人口歯をかぶせる治療法です。
ブリッジの寿命も個人差がありますが、一般的に7~8年程度で使えなくなってしまいます。寿命を延ばすためには、定期的な歯科検診や歯磨き、フロスの使用が重要です。過度の咬合圧や歯ぎしりによる負担は避け、ブリッジにかかるストレスを軽減することで長持ちしやすいとされています。
インプラントはブリッジよりも寿命が長いため、一度の手術で長期間整った歯列を手に入れたい方におすすめです。

インプラントの寿命を延ばす3つのポイント

インプラントの寿命を延ばすためには、健康的な口腔内を維持することは必要不可欠です。さらに「定期的なメンテナンスを怠らない」「歯ぎしり・食いしばりの改善」「喫煙頻度を低くする」これらの3つのポイントを気にかけて、少しでも長くインプラントを長持ちさせましょう。

定期メンテナンスを怠らない

定期的かつ適切なメンテナンスとクリーニングは欠かせません。
おのせ歯科中目黒では、2~6ヶ月に1回程度通院いただき、口腔内チェックやレントゲン検査、ブラッシング指導、クリーニングなどを行い、患者様のインプラントを清潔に保っています。
定期的なメンテナンスでインプラントの状態を確認することで、インプラント歯周炎を早期に発見・修復できるため、長持ちしやすくなります。

歯ぎしり・食いしばりの改善

歯ぎしりや食いしばりは、インプラントや周囲の歯に過度な負担をかける原因となるため、適切な対策を取ってインプラントにかかる負担を軽くする必要があります。歯科医と相談して、マウスガードの装着や食いしばりを防ぐボトックス注射などを検討しましょう。

喫煙頻度を低くする

喫煙は、インプラント体と顎の骨の結合を妨げることがあります。タバコの煙に含まれる有害な物質が骨の健康に影響を及ぼすため、禁煙または喫煙頻度を低くすることは、歯周病の誘発を防ぎ、インプラントの寿命を延ばすために効果的です。

まとめ

インプラントの寿命は、20年以上持続することが期待されますが、個人差があります。
寿命を延ばすためのポイントは「定期的なメンテナンスを怠らない」「歯ぎしり・食いしばりの改善」「喫煙頻度を低くする」でした。
定期的な歯科検診やクリーニングで口腔内を健康に保ち、歯ぎしりや食いしばりを軽減、喫煙頻度を低くすることでインプラントの寿命も長持ちしやすくなります。
おのせ歯科中目黒では、丁寧な治療と定期的なメンテナンスを行っています。インプラント治療でお悩みの方は、お気軽にご来院ください。

監修医師

執筆者

おのせ歯科中目黒 院長
小野瀬 崇之

経歴

2012年 神奈川歯科大学卒業
2013年 神奈川歯科大学附属病院にて臨床研修修了
2013年 デンタルオフィス東京ベイ勤務
2013年
7月~
デンタルオフィス六本木東京院長就任
2018年 中目黒で「おのせ歯科中目黒」を開院

資格・所属学会

  • 日本顎咬合学会 認定医
  • 国際インプラント学会
  • UCLAインプラントアソシエーションジャパン
  • ノーベルバイオケア Certificate取得
  • UCLA 4Day インプラントプログラム Certificate取得
  • Terna japan ヒアルロン酸、ボツリヌス Certificate取得
  • インビザライン Certificate取得